モンテカルロ法
モンテカルロ法とは
途中で負けてもワンセットクリアしたところでプラスを目指す手法です。
この方法は、確率が1/3で配当が3倍以上のゲームが最
も有効ですが、確率1/2で配当2倍にも利用できます。
複雑なのでメモを取りながらプレイするとわかりやすいです。
最小の金額を1としたとき、「1、2、3」をメモし、その両端の数字を足した4ドル(1+3)を賭けます。
↓
負けたら、前回メモした数字の右側に新たな数字を加えます。
そして「1、2、3、4」の両端の数字の合計5ドル(1+4)を賭けます。
↓
また負けたら、前回メモした数字の右側に新たな数字を加えます。
そして「1、2、3、4、5」の両端の数字の合計6ドル(1+5)を賭けます。
↓
勝った場合には、両端の数字を2つずつ取ります。
連敗が続き、メモの数字が「1、2、3、4、5、6、7」のときには「1、2、6、7」の数字を取り除き、
残った「3、4、5」の両端の合計8ドル(3+5)を賭けます。
↓
次に勝った場合には「3、4、5」の両端から数字を2つずつ取り除くことになりますが、数字が3個しかないのでできません。
これでワンセットが終了したことになります。
このときには「1、2、3」の始めの数列に戻ります。
このワンセットが終了した時点で利益 が出ています。
勝ったり負けたりを繰り返していると、掛け金が大きくなっていきます。
10回負けたら3回勝ち続けないと利益は出ません。(下記表参考)
回 数 | 数 列 | 掛 け金 | 勝 敗 | 累 積 |
1 | 1、 2、3 | 4 | × | -4 |
2 | 1、 2、3、4 | 5 | × | -9 |
3 | 1、 2、3、4、5 | 6 | × | -15 |
4 | 1、 2、3、4、5、6 | 7 | × | -22 |
5 | 1、 2、3、4、5、6、7 | 8 | × | -30 |
6 | 1、 2、3、4、5、6、7、8 | 9 | × | -39 |
7 | 1、 2、3、4、5、6、7、8、9 | 10 | × | -49 |
8 | 1、 2、3、4、5、6、7、8、9、10 | 11 | × | -60 |
9 | 1、 2、3、4、5、6、7、8、9、10、11 | 12 | × | -72 |
10 | 1、 2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12 | 13 | × | -85 |
11 | 1、 2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13 | 14 | ○ | -43 |
12 | 1、2、3、4、5、6、7、8、 9、10、11、12、13 | 14 | ○ | -1 |
13 | 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13 | 14 | ○ | 41 |
- | 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13 | - | - | - |
1 | 1、 2、3 | 4 | - | - |
※赤字は打消しした数字です。
モンテカルロ法のメリット・デメリット
【メリット】
・ワンセット終了したときは必ずプラスになります。
・ココモ法よりも投資額が少なくリスクが小さいです。
【デメリット】
・マーチンゲール法やココモ法ほどではありませんが、負け続けると掛け金が増えて続けていきます。
・負け数に応じて、勝たなくてはいけない回数が増えます。