2 in 1法
2 in 1法とは
2回の負けを1回で取り戻す手法です。
この方法は、確率が1/2のゲーム
(ブラックジャック、ハイロー、ルーレットの赤黒など)に有効です。
複雑なのでメモを取りながらプレイするとわかりやすいです。
最小の金額を1としたとき、「1」をメモし、1ドルを賭けます。
↓
負けたら、前回メモした数字の右側に「1」を書き加えます。
そして「1、1」の数字の合計2ドルを賭けます。
↓
また負けたら、前回メモした数字の右側に新たな数字を加えます。
そして「1、1、2」の両端の数字の合計3ドル(1+2)を賭けます。
↓
勝った場合には、両端の数字を1つずつ取ります。
連敗が続き、メモの数字が「1、1、2、3」のときには「1、3」の数字を取り除き、
残った「1、2」の合計3ドルを賭けます。
↓
次に勝った場合には両端から数字を取り除くことになりますが、そうすると数字が残りません。
これでワンセットが終了したことになります。
このときには改めて始めの数列をスタートします。
このワンセットが終了した時点で利益 が出ています。
勝ったり負けたりを繰り返していると、掛け金が大きくなっていきます。
回 数 | 数 列 | 掛 け金 | 勝 敗 | 累 積 |
1 | 1 | 1 | × | -1 |
2 | 1、 1 | 2 | × | -3 |
3 | 1、 1、2 | 3 | × | -6 |
4 | 1、 1、2、3 | 4 | ○ | -2 |
5 | 1、1、2、3 | 3 | ○ | 1 |
2 in 1法のメリット・デメリット
【メリット】
・勝率が悪くてもプラスになることが多いです。
・「最初の負け」を1回で取り戻すのではなく数回の勝ち負けで取り戻すので資金がパンクすることは少ないです。
【デメリット】
・マーチンゲール法やココモ法ほどではありませんが、負け続けると掛け金が増えて続けていきます。
・負け数に応じて、勝たなくてはいけない回数が増えます。